第1話:常識のウソ、株式投資法への正しい認識
皆さんがこういったウソを信じているとは思いませんが、一応、復習としておさらいしておきましょう。
本編では、12のウソを学びますがここでは5つのウソ簡単に紹介します。
「長期保有は安全」で、「株式トレードは簡単」で、「絶対に勝つ手法が存在する」というのは、3つともウソです。
「長期保有は安全」というウソ
リスクを限定する出口戦略を持たない単なる現物買いの値上がり期待での長期保有が安全ではない事は、バブル崩壊を経験した人でなくとも事例を知るには枚挙に暇がありません。
「株式トレードは簡単」というウソ
取引を行うという意味では株式投資は簡単ですが、継続して勝つ事は簡単ではありません。トレーダー全員がお金持ちになっているわけではないという事は、勝つトレーダーが実行している取引手法や資金管理や自己管理を知り学び身につける事はトレーダー全員が出来るほど簡単な事でない事の証です。
「絶対に勝つ手法が存在する」というウソ
どんなに良い取引手法であっても、勝つ取引に対して負ける取引が必ず存在します。適切なマネージメントによって、取引全体の純額で勝つ事が大切です。
「ドルコスト平均法は効果的な投資手法である」というのはウソです。
ドルコスト平均法は長期保有の投資家が好む考え方なのですが、値下がりし続けた時の損は大きいし値上がりし続けた時の儲けは小さい。これでは投資ポートフォリオ全体から考えると長期的に勝つ事はできません。
あらかじめ設定したストップポイントで損失を最小限に確定し、次の取引でキャピタルゲインをねらうことが大切です。
「信用売りはリスクが高い」というのはウソです。
売りは利益限定損失無限大という考え方から来ている間違いです。実際のところ下げ相場では、現物株は信用売りポジションよりもリスクは高くなります。ストップロスを適切に使う投資法においては、信用売りと現物買いのリスクは同等です。
本編で紹介している他の「株式投資常識のウソ」
- トレード毎の損益比は利益3:損1が理想的という事のウソ
- 市場価格ランダム・ウォーク論に関するウソ
- テクニカル分析指標に関するウソ
- オプション取引に関するウソ
- アナリスト意見に関するウソ
- インサイダーに関するウソ
株式投資の常識を信じた多くの投資家がお金を失い続けています。負け取引が続くたびに、資金を減らすことなく最短で増やせる方法論に興味が移ってしまう限り、初心者は初心者のままです。
『分かったつもりでやっていなかったこと』
負け取引の存在も連続出現の可能性も避けることが出来ないと認め、一定期間の取引全体の総額で勝つ取引手法を身につけること。それにより、より豊かで幸せな生活を実現することが出来るのです。
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